FC2ブログ
ごめんよ、テンションが上がっているんだ。
MAはギタリストだったんだよ。泣きそうだ。
俺は今日、そう感じてテンションが上がり、退社後ちょー走って帰ってきて今ブログを書いてる。
また今日も長くなりそうだ。




今日はMAの研修だった。
詳しく書けないのが悔しいけど、先輩の仕事を見る機会があった。デモンストレーション的なものだったが。

数十秒の映像を新人の為に作ってくれたんだけど、これがマジですごかった。
僕は気持ちが高ぶって泣きそうになった。
大げさに聞こえるかもしれないけど、本当に。MAすごいなって。
先輩がやった作業は、映像に音をのせてちょっと調整しただけだったんだけど。




先輩のスキルに感激したのか、こんな仕事をやれる可能性があることが嬉しかったからか、何に心動かされたのかよくわからないけど、本当に泣きそうになった。とにかく感動して。

先輩はレベルの調整と音のタイミングの調整くらいしかしてないはずなんだけど、それが気持ちよくて。作業としては単純な方だったはずなんだけど、それすら今の僕にはとうていできないと直感できるほどにすばらしかった。




じゃあ、なんでそれがギタリストなのかという話だけど、僕はそのとき先輩が扱う音響卓が楽器に見えたわけ。
映像に合わせて音を乗せていく作業が、バッキングトラックに合わせてソロを入れるギタリストに見えた。

フェーダーの操作が、いわゆる一流演奏家のタッチのように絶妙だったのよ。
音の起伏に、ニュアンスや意思、説得力、かっこよさ、良くわからないけどそういうものを感じた。

具体的に書けないのがもどかしい。

チョーキングとかビブラートとかピッキングの強弱、そういうものに置き換えられそうなオペレーション。
それを自然にやるわけ。絶妙な演奏を自然に。
プロの演奏家が、バッキングトラックに合わせてフレーズを弾いてるかのように。


そして音作り。
ライブでも、演奏者はメインから出る音を想像しながら生音を決めると思うのね。
ギターだったら、ベースとバスドラにマスクされない様にややHIGHよりにセッティングしてみるとかね。

MAでも、家庭のテレビから出る音を想像して作ってる。作業時は高級機材を使ってデカい音で作業するわけだから。もちろん擬似的に小さいスピーカーで聞くことはするけど、
そんなのもギターに似てるな、と。実際に聴くことのできない音を想像しながら作るという意味で。




もちろんこういうのって、音に注意を向けない大多数な人には全く伝わらない部分だと思う。
自己満足やと言われればそれまでの領域かもしれない。


でも良い作品、不自然さを感じずに見られる作品てのは、そういう細かくわかりづらい部分の積み重ねによって生まれるわけじゃないですか。
そこにこだわりとかやりがいを感じて、誇りを持って仕事をしてる。職人だなぁって。

また、お客さんからのそういう細かい部分に対する注文を具現化したり、逆に自分がもっと良いと思えるアイディアがあるならそれを提案する。デザイナーでもあるわけだ。

さらには、オペレーションに自分だけのニュアンスやタッチを付加する演奏者でもある。

たまんないね。
気付いてなかったけど、やりたい仕事がある会社に就職できてた。
気付くの遅っ!

まだ配属はどこになるかわからないし、希望と違う仕事をする可能性は大いにある。
だから明日から絶対MAやらしてもらえるようにガンガン主張しようと思う。

これ、絶対やりたいわ。とりあえずの目標ができた。やったね。



今日の屁文句
先輩は、ギタリストじゃなく料理人に例えてたけどね。
[ 2008.04.23 | 戯言 | コメント: 2 | PageTop↑ ]

秘密